診療・各部門
栄養管理室紹介
栄養管理室では、入院・外来の患者様を対象とした個別栄養食事指導を月300件以上行っています。
また、当院は食事に関する業務を全て直営で運営しており、行事食の提供や、患者様に合わせた個別の食事対応を積極的に取り組んでいます。
そして、栄養状態の改善による疾病の治癒促進、患者様にとって入院生活の楽しみの一つになるような食事の提供及び安全で適切な栄養管理に努めています。
栄養管理室の理念
- 私たちは、安全で適切な栄養管理に努めます
- 私たちは、癒しのある食事を提供します
- 職員が一体となって満足感のある職場を作ります
スタッフ数・組織構成
管理栄養士(7名)
ー栄養管理室長 1名
ー管理栄養士 6名
調理師・調理員(17名)
ー調理師 7名
ー調理員 10名
給食事務
ー給食事務 1名
給食管理
- 給食運営形態:直営
- 食事時間 :朝食8時 昼食12時 夕食18時
- 食事の種類
一般食 | 常食 全粥食 5分食 3分食 流動食 など |
特別食 | カロリーコントロール食 塩分制限食 たんぱく質制限食 脂質制限食 消化管術後食 など |
その他 | 嚥下調整食 など |
- 嚥下調整食紹介:日本摂食嚥下リハビリテーション学会
嚥下調整食分類2021に則って嚥下調整食を提供しています。
- 行事食紹介 :季節に合わせて、年間20食以上行事食を提供しています。(写真は一部)
- お誕生日
栄養管理
- 栄養食事指導 :食事療法が必要な方を対象に栄養食事指導を行っています。
・外来
平日のみ 9:30~16:30(予約制)
※ご希望の方は外来受診時に主治医とご相談ください。
※栄養指導のみをご希望の方は、かかりつけの医療機関からの依頼や紹介により、栄養食事指導を
受けることができます。詳細はこちらをご覧ください。
・入院
平日のみ 9:30~16:30(予約制)
※患者様やご家族へ向けて、治療食の説明や退院後の食事の注意点について説明します。
- 入院患者の栄養管理
当院では診療科担当制で患者様の栄養介入を行っています。患者様の病態や喫食状況に応じて
ベッドサイドへ訪問し、できる限り患者様の嗜好に配慮した食事提供を心掛けています。
また、病棟カンファレンスや褥瘡回診への参加など、チーム連携で患者様の治療とケアに携わって
います。より高度な栄養管理を必要とする場合は、「栄養サポートチーム(NST)」と連携して、
経口摂取だけでなく経腸栄養・経静脈栄養での栄養治療計画の提案を行っています。
- 栄養サポートチーム(NST)
当院では2つのチームで活動しています。
・NSTチーム(低栄養など栄養管理が必要な患者に介入)
入院患者の栄養状態を評価し、摂食嚥下機能障害以外の原因によって低栄養状態にある患者に
対して適切な栄養補給方法の提案・疾患の回復に有用な栄養管理方法の提案を行います。
参加職種)医師、歯科口腔外科医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、臨床検査技師
・SSTチーム(摂食嚥下障害に特化したチーム)
誤嚥性肺炎をはじめとする多様な疾患により摂食嚥下機能が低下した患者に対し、栄養状態・
嚥下機能・口腔内状況を早期に評価し介入することで、摂食機能の回復や肺炎の再発防止、ADL
の向上を目指しています。
参加職種)医師、歯科口腔外科医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、言語聴覚士
実績
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
栄養食事指導件数(入院・外来含む) | 4090件 | 3850件 | 3506件 | 3678件 |
栄養サポートチーム加算件数(非加算含む) | 1186件 | 1169件 | 1296件 | 1020件 |