診療・各部門
診療内容および特色
- 喘息、COPD、間質性肺炎、市中肺炎、肺癌、睡眠時無呼吸症候群などを中心に呼吸器全般について診療しています。
- 喘息の患者さんに対しては、呼吸器科外来は毎日行っていますので、きめ細かな治療が可能です。夜間の発作に対しても毎日内科系医師が 当直をしていますので、きちんとした対応が可能です。しかし、発作を起こさないようにするのが本来の治療です。喘息日誌、ピークフローを導入して治療を 行っています。コントロールが出来たら、その後は地域の先生方にfollowしていただけると幸いです。
- COPDの治療は多岐にわたります。当院はリハビリが充実していますので、呼吸訓練、歩行訓練なども行えます。更に在宅酸素療法だけでなく、在宅人工呼吸療法も積極的に導入し、患者さんのQOLの上昇に努めています。
- 悪性腫瘍の死亡率第一位となった肺癌は、当院でも着実に増加してきています。毎週火・木曜日に気管支鏡を行って早期発見を心掛けてい ます。放射線療法はできませんので、必要と考えられるときは他院へ紹介しています。また、手術に関しても総合的に判断し、専門施設へ紹介させていただきま す。
- 睡眠時無呼吸症候群の治療のメインは、持続的陽圧換気療法(CPAP)ですが、肥満を伴う場合、減量療法もとても大切になります。さらに外科治療は、 耳鼻咽喉科への相談、また下顎あるいは舌の前方移動により上気道拡大が期待できると考えられる場合は歯科口腔外科への相談をさせていただきます。
- いびきのある方、昼間に眠気のある方、そして何となく調子の良くない方は是非一度検査にいらしてください。夜間の検査なので、一晩病 院で寝ていただかなければなりませんが、夕方5時30分から6時までにご来院いただき、翌日起きた時点(6時頃)で検査は終了となりますので、昼間の仕事 を休む必要はありません。一度呼吸器内科を受診していただければ、すぐに予約ができますので、お気軽にご紹介いただきますようお願いいたします。
- 当院では、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科との連携により、総合的な治療が可能です。また、症状の改善や疾患を回避できるC-PAP治療を、きめ細かい指導と共に行っています。
主な検査・治療
検査・治療名 (外来で可能なもの) |
検査・治療名 (入院が必要なもの) |
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CT・HRCT(必要時はその場で撮ります) | 気管支鏡検査(BF) | 終夜睡眠時ポリグラフィー検査(PSG) |
肺機能検査・特殊肺機能検査 | 簡易睡眠検査 |
診療スタッフ
職名 | 氏名 | 特に専門としている領域 | 認定医等 |
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非常勤 | 小松 茂 | 閉塞性肺疾患 | 日本内科学会認定内科医 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本呼吸器学会専門医・指導医 日本感染症学会ICD |
非常勤 | 北村 英也 | 日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本呼吸器学会専門医 日本感染症学会ICD |
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非常勤 | 木村 泰浩 | ||
非常勤 | 松下 真也 |