各部署からのメッセージ

診療・各部門

各階

東2階病棟

東2階ナース

 消化器外科/血管外科/歯科口腔外科/泌尿器科を主科とした外科急性期病棟です。各科手術、消化器検査、化学療法も行われています。2023年度平均在院日数は8.6日、病床回転率は3.48でした。スピード感のある病棟ですが、PNS看護提供方式や、5S活動を行い患者様はもちろん、医療スタッフも安全で安心できる職場環境を目指し日々活動をしています。手術を受けることは、患者様ご本人だけではなくご家族にとっても非常に大きなイベントとなります。そのようなできごとに対して、安心して過ごせる療養環境が提供できるよう、医療スタッフ全員で支援を行っていきます。外科病棟は明るく元気な活気ある病棟です。さまざまな働き方を尊重し子育てやスキルアップを目指し学業などと両立しながら働くことができる病棟です。質の高い看護を提供できるよう、知識・技術の向上を目指し日々研鑽を重ねています。

東3階病棟

東3階ナース

 東3階病棟は、整形外科・眼科・耳鼻科を主とした外科系混合病棟です。手術件数は月約70件です。整形外科では、大腿骨骨折・四肢骨折に対して観血的制服固定術、人工関節置換術などを行っています。眼科では、白内障、緑内障の手術を行っています。耳鼻科は、突発性難聴や顔面神経麻痺、急性炎症の治療目的の患者さんが主に入院します。また、様々な治療を必要とする患者さんの緊急入院を受け入れることから患者さんの年齢幅は、学童期から最高齢106歳となりました。そのため多様な看護が必要であり、また少しでも元の日常生活に戻れる事を目指し、思いやりを持ち看護を行う活気のある明るい病棟です。

西3階病棟

 地域包括ケア病棟は、開設後5年が経ちました。私たちは、急性期治療を終えた患者が、その人らしく住み慣れた地域で療養を継続しつつ、穏やかな日常生活を送れるよう、日々看護サービスを提供しています。また患者の健康問題が原疾患だけでなく、認知症や摂食機能の低下など多様で複雑化していることも実感しています。患者に寄り添うには、看護師の温かで豊かな心に加え、看護師としての熟達した能力が必要だと考えています。そのため当病棟のすべての看護師は、認知症ケア向上研修を修了しております。また認知症看護認定看護師1名、認知症ケア専門士1名、ケアマネージャー2名と高齢者看護のスペシャリストが在籍しており、多職種と協働し在宅復帰を目指す病棟として成長を続けています。

さくら病棟ナース

東4階病棟

smile_nurse3

 当病棟は、糖尿病科・腎臓内科・透析科を主科とした内科病棟です。糖尿病科では、血糖コントロールや教育入院を通して、CDEJ((日本糖尿病療養指導士)や看護スタッフが患者に最適な療養生活が送れるように生活指導を行っています。また、腎臓内科・透析科では、主に透析導入前後の患者に、手術前後の看護と透析を受けながら円滑に日常生活が送れるように生活指導を行っています。ここ数年は、慢性疾患を抱えながら生活している高齢者が増えています。私たちは、患者・家族の思いを大切にしながら在宅復帰に向け、地域と共に多職種と協力しながら患者の支援を行っています。

西4階病棟

 消化器内科を中心とした病棟で、年間の内視鏡件数は330件です。EMR・ESD・ERCP等を行っています。パス入院が多いため平均在院日数は7日程度です。患者の6割が緊急入院による入院で、1日の入退院数が10名を超える日もありますが、ペアナースやチームを超えて補完しあえています。いつも「ありがとう」の言葉が飛び交い、穏やかで楽しいチームで看護が提供できています。チームワークの良さは患者様に対する接遇や優しさにも繋がっていると感じています。何より笑顔が絶えない病棟です。

西4病棟

HCU

HCU

 HCUは8床です。主な受け入れ患者は、心筋梗塞や急性心不全、急性腎不全、急性呼吸不全、消化器外科や整形外科の手術後の方々です。これらの患者は重症度が高く、より質の高い医療や看護を必要としています。時には、迅速な救急対応を行うこともあるため、私たちは常に自己研鑽に励み、知識や技術の向上に務めています。一方、当院は地域包括ケアシステムの一部を担う役割があります。患者が望む場所で自分らしい生活を最後まで続けられるように、多職種と連携しながら早期離床や早期栄養介入を行っています。高齢者への対応は不可欠であり、大切にしています。

各部署

外来

外来ナース

 1日の約450人前後の患者さんが来院されて、地域住民の方・近隣病院からの紹介患者さん・救急患者さんを受け入れています。小児から高齢者まで幅広い患者さんに対応しています。昨今在院日数の短期化により、早期に治療・療養の場が自宅や地域へと戻られています。患者さんの在宅療養生活が継続できるように、病棟や地域との連携、入院前からの入院支援、退院支援を行っています。多職種のチームで連携を図り、地域の在宅医、訪問看護師、ケアマネージャーなどと共に在宅支援に取り組んでいます。
また看護外来として、フットケア外来、がん看護外来、ストーマ外来を行っています。その他に外来化学療法外来や腎症予防外来なども行っています。
外来スタッフは看護師・クラークともベテランが多くそろっています。また子育て世代が多く、家庭と仕事を両立するためお互いにサポートしながらチームとして協働・共育しています。

手術室

 手術室では、外科・整形外科・泌尿器科・歯科口腔外科・眼科・腎臓内科の手術を行っています。昨年度の年間手術件数は1337件でした。スタッフは看護師、クラークの他、中央材料室の業務を委託したスタッフがおり、術式や専門的な器械、滅菌の依頼など密に情報交換しながら安全な手術が提供できるよう努めています。また患者様が安心して手術が受けられるよう、臨床工学室のサポートによりME機器は安全に管理されています。手術室未経験の人から子育て中の方まで幅広く働きやすく職場は笑い声が絶えず和気あいあいとした雰囲気があります。

手術室ナース

人工透析室

透析室ナース

 透析室は、23床のベッドを有し、午前・午後の2クール制で月・水・金と火・木・土の2グループの透析を稼働しています。令和5年度は約11000件の透析を実施しましたが患者様の平均年齢は74.9歳と年々高齢化しています。また、血液透析以外にも腹膜透析や、特殊治療も行っています。当院に長期に透析通院されている外来患者様が多くを占めますが、救急搬送された患者様の一時的な透析、他の疾患で入院された方の継続した透析も、院内はもとより、地域の病院とも連携を取りながら行っています。透析は、ずっと継続していかなければならない治療のため、安全・安楽に治療に臨んでいただけるよう、多職種で協力しながら患者様の生活を大切にしたかかわりに努めています。

患者サポートセンター

 多職種により組織されている患者サポートセンターは、入院支援・退院調整看護師、MSW、地域連携係をメンバーとし、入院や通院に伴って起こる様々な問題に対応しています。
地域の医院・クリニックの先生方と協働し、患者さまが安心して受診・治療が受けられるに連携をしています。
私たちは、入院決定時より退院後の療養生活について考え、患者さん・ご家族の意思を尊重した支援に努めています。
私たち患者サポートセンターは患者さん・家族を中心に院内と地域の専門職が支援チームとして皆さんの生活を支えるためのチームメンバーです。

サポートナース

横浜保土ヶ谷中央病院付属訪問看護ステーション

 訪問看護ステーションは開設15年目です。昨年5月より現在の場所に訪問看護ステーションが移転し、事業者内が明るく、広くなりました。また訪問看護業務ソフトを昨年10月からクラウドに変更しました。24時間体制による利用者の情報共有ができるようになり、内容を充実させて活用をしていきたいと思っています。 スタッフは看護師常勤5名、非常勤4名、事務が非常勤で2名。ご利用者は月90~99名で徐々に増加しており、約7割の方が24時間体制の契約をして対応しています。利用者の年齢は22~105歳。疾患別では心疾患が最も多く、次いで呼吸器疾患、悪性新生物となっています。主治医は当院の主治医が約44%で他病院や地域の開業医が約56%です。看護ケアの内容は、身体状況のチェックを全員行い、その人の状態に応じてケアを行います。精神的援助、清潔ケアや服薬管理が多く、次いで食事・栄養指導、排泄ケア、リハビリテーションが多い状況です。昨年10月に「利用者アンケート」を実施し「当事業所の訪問看護サービスを総合的に見てどのように感じていますか」という質問に対して90%が満足という回答で不満(やや不満含む)があるという方は0%という結果でした。27年度より精神疾患の訪問看護の指定を受け、又、緩和ケア等の研修に積極的に参加して質の高い訪問看護ケアを提供できるようにスタッフ全員が心がけています。

訪問看護ステーションのページは、こちらです。

院内保育所

 約40年前に開設し、今は40人ほどの乳幼児から学童までの登録者がいます。開所日は平日、営業土曜日と月曜~金曜と日曜日や祝日などの月1回です。24時間保育にも対応しています。乳児から学童までさまざまな年齢の子供たちをお預かりし、出産後も仕事と子育てを両立して働き続けられる環境づくりに努めています。また、インフルエンザ予防接種などは小児科医師の協力も得て、優先的に実施しており、職員が安心して働くことができるよう図っています。近隣の幼稚園に入園している児もおり、幼保一環にも対応しています。

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