横浜保土ケ谷中央病院における医療に係る安全管理のための取り組み
令和4年8月改訂
1.医療安全に関する基本的な考え方
インシデント・アクシデントの根本原因となる安全管理システムの不備や不十分を改善し、医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、医療施設全体の組織的な事故防止対策の二つの対策を推し進めることによって、医療事故の発生を未然に防ぎ、患者が安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目標とします。
2.医療安全管理の具体的な推進方策
■ 安全管理体制の構築
医療事故予防並びに事故発生時の対応について組織として機能するシステム作りのため、院内の全職種が医療安全にかかわる委員会に所属し様々な立場から、安全に対する意識を高め、浸透させる風土を醸成するための活動を行っています。
■ 医療事故・インシデント等の報告制度の確立
医療事故の予防、再発防止に資するため、インシデントレポート(アクシデント含む)報告を職種を問わず共有し、インシデントを未然に防ぐ体制を構築します。
■ 職員に対する安全教育・研修の実施
医療安全に関する基本的な考え方や、医療事故予防、再発防止の周知徹底のための、職員全体を対象にした教育・研修を計画的に行なっています。(年2回以上)
■ 事故発生時の対応方法の確立
事故発生時には、患者の安全確保を最優先するとともに、「医療事故発生時の対応」(医療安全マニュアル)に準じて対応し、事故の再発防止策を早期に検討し職員への周知を行います。
■ 医療に関わる安全の確保を目的とした改善方法の確立
医療安全管理者、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者と協働して、予防、再発防止に関わる院内規定や医療機器の整備を行い、ニュースレター等を通して職員へ周知しています。
■ 横浜保土ケ谷中央病院 医療安全管理指針
こちらからご覧ください。
病院長