敷地内全面禁煙のお知らせ
患者さんおよび来院者をタバコの健康障害から守るために、当院では2007年4月1日を期して敷地内全面禁煙と致します。従来分煙化の目的で構内に密閉した喫煙施設を設けてきましたが、厳密な分煙は実現できないことが明らかになったため、従来の喫煙施設は撤去致します。
(一定の病院群の基準として、さらには特定健診事業受託のための必要条件として平成20年度より敷地内禁煙が課されます。病気を持った、多くの方々が集まる施設である病院を全面禁煙にすることは当然の措置であることから、当院は1年前に敷地内全面禁煙に踏み切ることにしました。)
- タバコによる肺癌は有名ですが、実は喉頭癌・食道癌・胃癌や膵癌、膀胱癌など悪性腫瘍の大部分においてタバコが危険因子です。
- 癌以外にも生命に危険を及ぼす多くの疾患で、タバコが引き金として働いています。タバコは動脈硬化の進行を早めるため、たとえば高血圧症や狭心症・心筋梗塞の大きな危険因子ですし、気道粘膜を傷害し、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因となり、さらには呼吸不全をひき起こします。
- タバコは、喫煙者本人だけではなく、タバコを吸わない周りの人々に深刻な健康障害を及ぼす点が大きな問題です。特に子供に対する影響が大きいことに注目する必要があります。
- 喫煙者には当院に来られたのを期に禁煙されるよう強くお勧めします。禁煙のための御努力をお手伝いすべく、当院では禁煙外来を開設する予定で準備を進めております。
- 横浜保土ケ谷中央病院の敷地内で客待ちをするタクシーは禁煙車に限ります。
- ただし、乗客を乗せて来院するタクシーについてはこの限りではありませんが、喫煙車はその後、当敷地内で客待ちをすることはできません。乗客が喫煙車を指定して呼んだ場合はこの限りではありません。